ここでの床上洗浄は、孤独死や自殺をされた方の体液や汚物などを、洗う清掃の説明をさせて頂きます。
苦手な方は読む進めるのをご遠慮下さい。
まずは、床上洗浄をする前に、部屋の中の物を全て出し切ります。何故出し切るのかと言うと、物に臭いが染み付いているからです。亡くなられた場所だけ物をどかしても、中々臭いは取れない事が多いです。なので全ての物をどかす事をお勧めしています。
物をどかしたら本番です。
まず固まった体液などを溶剤で溶かしていきます。この時周りに飛ばないように、タオルなどで洗う所を囲っておきます。
そして床をデッキブラシなどで洗うのですが、固まった体液を溶かすと、臭いが上がってきてさらに強くきつくなります。
デッキブラシなどでよくこすって洗います。
そして綺麗に落としたら、ウエスで拭き取っていくのですが、溝の中や壁側などに体液が残っている場合があります。この場合全て落とし切らなければ、臭いは取れません。
このデッキブラシとウエスで、拭き取る作業を何度も何度も繰り返してようやく綺麗になります。見た目は綺麗になりますが、臭いはまだ完全には落ちません。
床上洗浄は主に見た目と、臭いの元を取る作業になります。
この後の消臭や消毒などの工程はまた、後日お話しします。
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